留学はいいことだと笑顔で語れる大人がどれだけいるか

海外留学をする日本人の若者が最近減少傾向にあります。

海外に対する興味が薄くなっていること、内向き志向になっていること、経済状況の悪化などが挙げられ、それらの現象に大人たちが嘆くという光景が見られます。しかし、そのような原因を作ったのは、その若者の親世代でもあります。留学というのはとてもいいことで、1度絶対やった方がいいという話が当たり前のようにされているのなら、このような現象にはつながりません。要するに、留学しなくても別にいいんじゃないかという空気が蔓延してるからこそ、それを希望する若者が減っているのです。

最近のテレビを見ると、日本は素晴らしいという視点に立った番組、海外での過酷な生活を送りながら、それでも頑張る日本人を紹介する番組が増えています。それらの番組は、日本はすごいから別に海外に行かなくてもいいやと思わせ、過酷な状況に身を置くくらいなら日本にいた方がマシだという人を増やすのではないでしょうか。確かに日本は技術的経済的、そして衛生面安全面でも優秀な国です。しかし、海外には日本では経験できないことが数多くあります。その紹介の仕方があまりうまくありません。

最大の原因は親世代が夢を語らないことです。現在の生活に追われ、現実的な悩みだけ家庭で語られてしまい、例えば若い時はこういう夢を持っていたなどを子どもに語る場面が減っています。子どもに夢を託すあまり、子どもの将来を狂わせるケースも中にはありますが、やはり夢を語っていかないと現実的な選択ばかりしてしまう子どもを増やすことになります。留学の大切さを魅力いっぱいに語れる大人を今後作り出していかないことにはこの傾向は強まる一方です。まずやるべきことは、子どもに夢を語ることではないでしょうか。

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